こんにちは! ちょこです♪
クルーズ旅行を計画しているみなさん!

チップはいくら用意するのかしら?

日本円? ドル? どの通貨で渡せばいいの?
渡すタイミングはどうしたら?
などと悩んでいませんか?
この記事では、外国籍のクルーズ船でのチップについて解説します。

クルーズはとても楽しくすばらしい体験です!
この記事を読んで、みなさんがチップの心配をすることなく、安心してクルーズ旅行を楽しんでいただければ、とてもうれしいです♪
・クルーズ船ではチップは自動精算
・クルーズ船でのチップの金額
・追加でチップを渡すことがマナーとされる場面があります!
チップの基礎知識
まずは、チップについておさらいしましょう。
チップとは、サービスを受けたときに、
そのサービスに対する感謝の気持ちを表すために渡すお金ですね。
次のような場面で渡します。金額は目安です。
〈レストラン〉
お食事したとき
食事代の15~20%(高級レストランでは20〜25%)
※特に良いサービスを受けた場合、20%以上渡すこともあります。
〈ホテル〉
荷物を運んでもらったとき、ポーターに、荷物1個につき、1ドル
ベッドメイキングしてくれた客室スタッフに、1泊あたり、1~2ドル
※高級ホテルの場合は、2~5ドル
〈タクシー・ライドシェアサービス〉
ドライバーに、運賃の15~20%
※荷物を運ぶのを手伝ってくれた場合は、さらに1~2ドルを追加します。
このように、サービスを受けるたび、額を計算して、チップを渡します。

チップに慣れていない日本人にとっては、なかなか難しい作業ですよね⋯
チップはまとめて自動精算
悩ましいチップ⋯
ですが、結論からお伝えしますと、
クルーズ船上では、サービスを受けるたびに、チップを渡すことはありません。
ポーター、キャビン・アテンダント(客室係)、レストランのウェイターやウェイトレス、たくさんのスタッフにお世話になりますが、チップは渡さないんです。
その代わり⋯!
ほとんどのクルーズ会社は、チップを自動的に精算するシステムを採用しています。
ちょこも何回か、注文した覚えのないものが請求されることがありました。
下船してしまうと、一切返金対応してもらえません!
必ず下船前にチェックしましょう!
会計は、クルーズの最終日(下船日)に確定され、後日、クレジットカードから引き落としとなります。

チップはまとめて支払うシステムですね!
チップ代金は、各クルーズ会社により、1泊あたりの金額が決められていています。
7泊8日のクルーズの場合、7泊分のチップが請求されます。
各クルーズ船でのチップ代金
ダイヤモンド・プリンセス、MSCベリッシマ、プライド オブ アメリカ、それぞれの
7泊8日クルーズの場合のチップ代金をお伝えします。
ダイヤモンド・プリンセス
基本のチップ代金の目安はこちら(申し込みコースによって異なることがあります)。
客室の種類 | 1泊あたり | 7泊で | 為替レート156円の場合 |
---|---|---|---|
スイート | 18ドル | 126ドル | 19,656円 |
ジュニアスイート | 17ドル | 119ドル | 18,564円 |
バルコニー・海側・内側 | 16ドル | 112ドル | 17,472円 |
ちょこが2023年7月に乗船したときは、1泊 16ドルでした。
船内会計の明細書には、「クルー・インセンティブ」と記載されていましたよ。
次のようなサービスを利用したときには、チップ代金が自動で加算されます。
対象サービス | チップ(目安) |
---|---|
バー、ラウンジ、ダイニングルームでのアルコール飲料 | 18%~20% |
スパ、美容室、フィットネスセンターの有料プログラム | 15%~20% |

利用する際には、メダリオンを提示します。
追加プラン(プリンセス・プラスやプリンセス・プレミア)を申し込むと、
チップ代金は、プラン料金内に含まれます。
MSCベリッシマ
MSCベリッシマの公式ウェブサイト上には、チップの金額は明記されていません。
旅行代理店での代金の目安はこちらです。
旅行代理店 | プラン | 1泊あたり | 7泊で | 為替レート 156円の場合 |
---|---|---|---|---|
クルーズプラネット | MSCヨットクラブ | 21ドル | 147ドル | 22,932円 |
クルーズプラネット | MSCヨットクラブ以外 | 18ドル | 126ドル | 19,656円 |
ジャパネットたかた | 共通 (※9泊分の料金から 7泊分を試算) |
14.5ドル | 101.5ドル | 15,834円 |
ちょこが2023年8月に乗船したときは、HIS、クルーズプラネット、ベストワンクルーズ 3社合同主催のクルーズで、チップ代金はクルーズ料金に含まれていました。
後から請求されることはなかったです。
客室のランク以外にも、年齢によって異なる料金設定が適用されることがあります。
プライド オブ アメリカ
プライド オブ アメリカの公式ウェブサイト上には、チップの金額は明記されていません。
ちょこが2024年11月に乗船したときは、1泊 20.94ドルでした。
この金額は、Service Chargeとしてハワイ州税も含まれています。
客室内のTV画面で明細を確認できます!
2025年2月時点での、旅行代理店での代金はこちらです。
客室の種類 | ペントハウス | 内側~海側バルコニー |
1泊あたり | 25ドル | 20ドル |
7泊で | 175ドル | 140ドル |
ハワイ州税(4.275%) | 7.48ドル | 5.99ドル |
合計 | 182.48ドル | 145.99ドル |
為替レートが | 28,467円 | 22,774円 |
有料サービスを利用したときには、ダイヤモンド・プリンセスと同様、MSCベリッシマや、プライド オブ アメリカでも、チップ代金が自動で加算されます。
最新の情報は、予約時や乗船前に確認することをおすすめします。
追加でチップを渡す場面
今までご説明したように、基本的に個別に現金でチップを渡す必要はありません。
ただし、次のような特別なサービスを受けた場合は、チップを渡すことが礼儀とされています。
感謝の気持ちとして、直接、現金で渡しましょう。
感謝の気持ちとして、1〜5ドル程度
手伝いの内容によりますが、5〜10ドル程度
特にお世話になった場合は、もう少し多めに渡すのも良いですね。
〈ルームサービスを利用した場合〉
1〜2ドルが一般的です。
〈特別に印象的なサービスを受けた時〉
サービスの質に応じて、5〜20ドル程度
特に感動した場合は、より多くの金額を渡しましょう。
〈エクスカーションの現地ガイドへの謝礼〉
一般的には、5〜10ドル程度
ツアーの内容やガイドのサービスに満足した場合は、もう少し多めに渡すのも
良いでしょう。
〈バースタッフへの感謝〉
ドリンクを注文した際には、購入額の18%程度が自動的に加算されますが、
特に良いサービスを受けた場合は、追加で1〜5ドル程度のチップを渡します。
〈カジノのディーラーに対して〉
ディーラーへのチップは、通常、賭け金の10~15%程度が一般的とされています。
ディーラーが交代する時や、ゲームが終了した際などにチップを渡しましょう。
現金やカジノ専用チップで渡します。

クルーズ船スタッフとしては、ドルでもらえる方がうれしいみたいです。
乗船したときに、周りの方に聞きましたら、
- 海外で使わなかった現地通貨
- 自宅で眠っていたドル
- 日本円
などを渡している方もいました!
ご自宅に現金のドルが眠っているかも!という方は、探して持参するのもいいですね!
まとめ:クルーズ船上ではチップは気にしなくてOK
クルーズ船上では、基本的には、チップを気にする必要はありません。
また、チップ用としてわざわざ日本円をドルに両替しておく必要もありません。
ですが、「もしかしたら、私はチップを渡す機会があるかもしれない!」という方は、
ドルを現金でご準備くださいね〜!
みなさま、チップのことを心配せずにクルーズ旅行を満喫してください♪

最後までお読みくださってありがとうございました!