こんにちは!
旅行大好き、ちょこです♪

旅行は楽しみだけど、久しぶりの長時間フライトとなると「足がむくみそう」「エコノミー症候群、大丈夫かしら」
と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
特に50代以降は体の変化もあり、移動中の体調管理はとても大切です。
そんなときに“持っていくと安心”なのが【着圧ソックス】。
脚の血流をサポートし、むくみや疲れを軽減してくれる優れモノです。
この記事では、飛行機やバス旅行で使える長時間用の着圧ソックスの選び方と、50代以上の女性におすすめの3アイテムを厳選してご紹介します!

ちょこの失敗談もお伝えします(笑)
はじめに:エコノミー症候群って何?気をつけたい理由
旅行先での楽しい時間を思い浮かべるだけでワクワクしますよね。
でも、飛行機や長距離バスでの移動が長くなると、気になるのが「エコノミー症候群」。
名前は聞いたことがあるけれど、実はよく知らない…という方も多いのではないでしょうか?
エコノミー症候群(正式名称:静脈血栓塞栓症)は、長時間座ったままの状態が続くことで、足の静脈に血のかたまり(血栓)ができ、それが肺に流れ込んでしまう病気です。

最悪の場合、命に関わることもあります。
特に50代以上の女性は、加齢による血流の悪化や、ホルモンバランスの変化、運動不足などが重なって、リスクが高まると言われています。
足のむくみやすさを感じる方は、着圧ソックスを持参すると不安が1つ解消できます!
むくみやすい足元ケアに「着圧ソックス」が選ばれる理由
では、どうやってエコノミー症候群を予防すればいいのでしょうか?
基本的な予防法としては、こまめに足を動かす・水分をしっかりとる、といったことが挙げられますが、あわせてぜひ取り入れていただきたいのが「着圧ソックス」の着用です。
着圧ソックスとは、足首からふくらはぎ、太ももにかけて段階的に圧力をかけることで、血流をサポートするアイテム。長時間同じ姿勢でも、足にたまった血液がスムーズに心臓に戻るよう促してくれます。
50代になると、運動量が減ったり代謝が落ちたりして、足がむくみやすくなる方が増えますよね。そんなとき、着圧ソックスを履くだけで脚が軽く感じられたり、移動後の疲れが大きく変わったりします。

旅行中元気に過ごすために、着圧ソックスは旅の必需品!
着圧ソックスは飛行機だけじゃない!バスツアーや車移動にもおすすめ
「エコノミー症候群」と聞くと、飛行機のイメージが強いかもしれません。
でも実は、バスツアーや車移動でも同じようなリスクがあるのです。
近年人気の「日帰りバスツアー」や「観光地めぐりの長距離移動」では、数時間同じ姿勢のままというケースも少なくありません。
トイレ休憩があるとはいえ、狭いバスの座席では足を十分に動かすのは難しいですよね。
こうした移動時にも、着圧ソックスはとても効果的。
冷房の効いた飛行機やバスの中では、温度差や冷えも気になります。
着圧ソックスは「冷え対策」としてもおすすめです。

飛行機の中は冷えます。体を冷やすと体調を崩しやすくなるので、冷え対策も大事!
マイカーで長時間ドライブをする場合でも、同様のリスクがあります。高速道路を使った移動でも、ぜひ着圧ソックスを活用していただきたいですね。

若い頃は、全く気にせず長時間のフライトOK!だったちょこですが、今では着圧ソックスが手放せません。
選ぶときのポイントはここ!失敗しない着圧ソックスの選び方
「着圧ソックス」と一口に言っても、種類はさまざま。
せっかく買っても「締めつけがきつすぎて履いていられなかった」「足がかゆくなってしまった」といった声も少なくありません。
「圧が強いほうが効果があるはず!」と、ひだひだ付きの圧が強いサポータータイプを購入。履くのが大変だし、ひだひだの部分が肌に当たって痒くて痒くて。
結局使わなくなってしまいました⋯。
50代以上の方にとっては、肌へのやさしさや快適さも大切なポイントです。
ここでは、失敗しないための選び方を3つの視点からご紹介します。
はじめては「中圧タイプ」がおすすめ
着圧レベルは、次のような種類があります。
- 強圧タイプ(足首 20 hPa以上)
強い締め付けでしっかりむくみ防止や脚やせを狙う人向け。 - 中圧〜弱圧タイプ(足首 13 hPa〜20 hPa)
普段使いに適し、長時間でも疲れにくい。 - ゆる着圧タイプ
締め付け感が少なくリラックス重視。初めて着圧ソックスを試す人や寝る時用。
はじめて着圧ソックスを使うなら、いきなり強い締めつけ感のあるタイプは避けたほうが安心です。

サイズが合わなかったり、履きづらかったりして、せっかく買っても使えなくなってしまうことも。
まずは、中圧タイプを選びましょう。
着圧ソックスを使ったことがある方で、長時間のフライトに備えたい方は、高圧タイプで長時間用の着圧ソックスがおすすめ!
また、履いてみて「なんだかきついかも…」と感じたら、無理せずサイズや圧の強さを見直しましょう。
強すぎる圧は逆効果になることもあるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
高齢の母が、「脚がむくんで困る⋯」と悩んでいたため、圧が強い商品を選んでプレゼントしてしまいました。腕の筋力のない母は履くことができず、着圧ソックスはタンスの奥に眠ることになってしまいました⋯。

特に筋力が落ちてくるシニア世代は、「やさしい着圧」と「履きやすさ」を重視するのがポイント!
長さとサイズをチェック
【長さ】
長さには、次のような種類があります。
- ショートタイプ
足首やくるぶしまでの短い丈。気軽に履けるが着圧効果は限定的。 - ハイソックス(膝下)タイプ
膝下までのスタンダードな丈。むくみ改善に最も一般的なタイプ。 - ロングタイプ(太ももまで)
太ももまで覆い、足全体の血行をより広範囲にサポート。 - タイツ・レギンス型
くびれ・ウエストまでカバーし、美脚効果や姿勢サポートもあるタイプ。
飛行機やバスの中で着用するなら、「ハイソックスタイプ」がおすすめ。

ハイソックスタイプなら、脱ぎたくなったときに座席にいながら脱げますし、むくみ改善にも効果的な長さです。
【サイズ】
自分の脚のサイズに合ったものを選ぶことで、着圧の効果を最大限に感じられます。
サイズが合わない着圧ソックスを買ってしまい、履いているうちにズレてしまうことが多く、使わなくなってしまいました⋯。
素材や着脱のしやすさも重要
肌が乾燥しやすい方には、コットン(綿)など肌にやさしい素材が向いています。
また、旅先での着脱がしやすいよう、柔らかく伸縮性のある素材を選ぶとストレスがありません。

洗濯しやすい・乾きやすいという点も旅行向けには大事ですね。
具体的にどんな着圧ソックスが50代以上の女性に向いているのか、おすすめの商品をご紹介していきます!
おすすめの”長時間用”着圧ソックス3選
ドクターショールフライトソックス
ドクターショール フライトソックスの着圧レベルは、足首部分で 23 hPa(17 mmHg)、ふくらはぎ部分で 19 hPa(14 mmHg)の段階圧力設計。
サイズは、MサイズとLサイズの2つ。
A:ふくらはぎ周り
B:足首周り
C:足のサイズ
出典:ドクター・ショール公式サイト
【メリット】
- 飛行機用に設計されており締め付けが「やや弱め」なので長時間履いても比較的快適。
- ひざ下丈で着用・脱ぎ履きがしやすい。
- むくみ対策効果の評価が高い(「むくみにくかった」などレビュー多数)。
- 年齢問わず男女兼用デザイン。
【デメリット】
- 強い圧が必要な方や静脈瘤対策にはややサポート力が不足することも。
- 締め付け感が弱めのため「物足りない」感じる人もいる。
- 長時間使用しすぎると肌トラブルや血流悪化の可能性があるため、適度な休憩が必要。
機内快適ソックス6Hロングフライト
機内快適ソックス6Hロングフライトの着圧レベルは、足首部分で18~20 mmHg(約24~27 hPa)。
サイズは、男女兼用でワンサイズのみ。フリーサイズ(足のサイズ:約23.0~26.0 cm)。
【メリット】
- 「6時間以上の長時間移動向け」に開発されており、適度な締め付けでむくみ対策ができる。
- 生地がしっかりしていて長時間履いても破れにくい。
- 履き口の締め付けが比較的柔らかめなので、跡がつきにくい(特に皮膚が敏感な方に安心)。
- 足にフィットし、ずれ落ちにくい設計。
【デメリット】
- ワンサイズしかない。
- 冬場は問題ないが、夏など蒸れやすいという意見もある。
MBメディカルソックス(医療用弾性ストッキング)
MBメディカルソックスの着圧レベルは、足首部分で、20〜28 hPa。ふくらはぎ部分で、10〜22 hPaです。
サイズは、SSサイズからLLサイズまでの5サイズ。
小さいサイズから大きいサイズまで取り揃えてあります。
出典:MB medical (エムビーメディカル)公式オンラインストア
【メリット】
- 医療用なので「強めの着圧」が得られ、血栓症・下肢静脈瘤・長時間フライトの予防に有効。
- 日本製で肌触りが良く、モニターホール付きモデルもあり皮膚状態を確認しやすい。
- サイズバリエーションが豊富で「ぴったり合うもの」が選びやすい(SS~LL)。
- フィットタイプでずれにくい。
【デメリット】
- 圧迫感が通常の靴下よりは強く、「医療用未経験・むくみ予防レベルで充分」な方にはきつく感じやすい。
- 長時間着用による過度な圧迫や、足首等が細い方への過圧リスクあり。
- 初めて医療用の着圧ソックスを選ぶ場合、医師に相談することをおすすめします。
- 着脱にやや手間がかかる。急な脱ぎ履きはしづらい。
- 化学繊維のため敏感肌はかぶれやすい。
- デザイン性が低い。

ちょこは、以前脚の手術でこの商品を使っていました。
今も、旅行や普段の生活でも時々使っています。
デザインが微妙ですが、海外旅行の飛行機の中で履いてます!
長時間使っても肌トラブルは無いです。
足のむくみにほどほどの効果を求めるなら、ドクターショール フライトソックスや機内快適ソックス6Hロングフライトが快適でおすすめ。
より強いサポートを求めるなら、医療用のMBメディカルソックスがおすすめです!
ドクターショールフライトソックス
|
機内快適ソックス6Hロングフライト
|
MBメディカルハイソックス
|
|
メリット
|
快適な締め付け・むくみ予防効果・着脱容易
|
長時間仕様・生地が丈夫・肌にやさしい
|
医療用の強サポート・血栓・静脈瘤予防・5サイズある
|
デメリット
|
軽めのサポート感・長時間の使い過ぎに注意
|
ワンサイズのみ・蒸れやすさ
|
圧迫感強め・初心者にはきつい・着脱のしづらさ・デザイン性が低い
|
着圧レベル
|
足首部分で 23 hPa、ふくらはぎ部分で 19 hPa
|
足首部分で約24~27 hPa
|
足首部分で20〜28 hPa、ふくらはぎ部分で10〜22 hPa
|
3つの素材の違いと肌への影響についても、簡単な表にまとめました。
ドクターショールフライトソックス
|
機内快適ソックス6Hロングフライト
|
MBメディカルハイソックス
|
|
素材
|
ナイロン、ポリウレタン
|
コットン(綿)混紡
|
ナイロン、ポリウレタン
|
肌への影響
|
コットン風の柔らかい肌触り。一般的なナイロン製より、肌への刺激はやや抑えめ。
|
天然繊維のため肌刺激が少なくかぶれにくい。吸湿・通気性が良い。夏は涼しく、冬は暖かい。
|
化学繊維のため敏感肌はかぶれやすい。摩擦や長時間使用に注意。
|

選ぶ時はくれぐれも慎重に、自分の足の状態や履き心地の好みに合わせて適切なタイプをお選びください。
【正しい履き方】効果的に使うためのコツ
せっかく着圧ソックスを用意しても、履き方を間違えると効果が半減してしまいます。
・履くときは、しっかりかかとを合わせ、ねじれやシワができないように伸ばしながら履くのがコツです。
シワがあると圧が偏ってしまい、むしろ血流を妨げてしまうことも。
・着圧ソックスは重ね履きしてはいけません!
重ね履きすると、想定以上の強い圧力が足にかかり、血行が悪くなります。むくみの改善どころか脚の疲れやむくみが悪化し、皮膚トラブルも起こりやすくなります。

他のストッキングや靴下等と重ねて装着しないようにしましょう。
【よくある疑問】Q&Aで不安を解消
Q1. 夏でも履いて大丈夫?暑くない?
→はい、大丈夫です。最近の着圧ソックスは通気性が良く、薄手のメッシュ素材なども豊富です。冷房で冷えやすい機内ではむしろ快適に感じる方も。
素材表示を確認し、旅行する季節にあわせて選んでくださいね。
着圧ソックスの素材表示をよく確認せず、通気性が悪い商品を選んでしまい、夏場に蒸れて困ったことがあります⋯。
Q2. 就寝時に履いてもよい?
→着圧ソックスにはいろいろな用途に合わせた商品があります。就寝用に適さない商品もありますので、購入前に、長時間着用しても安心な商品かどうかを確認してください。
Q3. 旅行後も使える?
→もちろん使えます!
日常の立ち仕事、ウォーキング、就寝時のむくみ対策など、幅広いシーンで活躍します。
エコノミー症候群対策には、こちらも心がけましょう!
- ときどき席を立って歩いたり、座ったままで足の運動をする
- こまめに水分を摂取する。
ちょこ
お年頃になるとトイレが近くなって、ついつい水分を我慢してしまいますが、水分は摂りましょう。
- ベルトをきつく締めすぎない
- 足を上げた姿勢で休む。
- 足のマッサージを行う
- ゆったりとした服装を選ぶ。
- 重ね着をする
長時間の移動中は温度変化に対応できるよう、脱ぎ着しやすい服装で重ね着をすることをおすすめします。
まとめ|着圧ソックスは旅の強い味方!
50代を過ぎると、体の変化も感じやすくなり、長時間の移動には思いのほか負担がかかるもの。そんなときに着圧ソックスは、心強いサポートアイテムです。
エコノミー症候群の予防だけでなく、足のだるさやむくみを軽減して、旅先でのアクティブな活動をサポートしてくれます。

「久しぶりの長距離旅行、少し不安…」という方こそ、ぜひ一度使ってみてください。
快適な旅をサポートするアイテムとして、きっと手放せなくなりますよ。
着圧ソックスを“お守り代わり”にして、安心して旅の時間を楽しんでくださいね。

最後までお読みくださってありがとうございました!