こんにちは!
50代になっても好奇心いっぱい、元気に旅を楽しんでいる「ちょこ」です♪
2025年4月に伊豆大島に行ってまいりました!
その時に大型客船とジェット船に乗ってみた体験から、東京から伊豆大島へのアクセス方法について初めての方向けにくわしくお伝えします。

大型客船とジェット船、どっちがいいの?飛行機でも行ける?
予約はどうするの?
そんな疑問もスッキリ解決!
都会からほんの少し足をのばすだけで、豊かな自然や温泉、島グルメが待っている伊豆大島。アクセス方法をしっかり押さえておけば、あなたらしい旅の第一歩がスムーズになりますね♪
伊豆大島へのアクセスは3つ!あなたにピッタリなのは?
伊豆大島へ行くには3つの方法があります。
それぞれに特徴があって、旅のスタイルや体力、予算によって選び方が変わってきます。
お好みに合わせて選びましょう♪
- 大型客船
- ジェット船
- 飛行機
夜に出発して朝に着く!大型客船
◎こんな人におすすめ
- 移動時間も楽しみたい方
- 交通費を抑えたい方
- 到着した朝からしっかり観光したい方
- ゆったり横になって移動したいシニア世代
夜に東京・竹芝客船ターミナルを出発し、翌朝には伊豆大島に到着するのが「大型客船」。
寝ている間に移動できるので、体力を温存して朝から元気に観光スタートできるのが魅力♪
「宿泊費を少しでも節約したい」「のんびり移動して旅の雰囲気を楽しみたい」という方におすすめです。
客室のグレードもいろいろあり個室も選べるので、予算に合わせて調整できます。
所要時間: 約8時間(夜発・朝着)
料金目安: ※時期で変動します。
等級 | 片道料金 2025年8月 |
---|---|
2等和室 | 7,020円 |
2等椅子席 | 7,020円 |
特2等室 | 10,540円 |
1等室 | 14,040円 |
特1等室 | 16,840円 |
特等室 | 19,650円 |
乗船券の取り方
大型客船を運航しているのは「東海汽船(とうかいきせん)」。
公式サイト、電話、窓口で購入できます。
インターネット予約
-
公式サイトから予約可能(会員登録〔無料〕が必要) 公式サイトはこちら。
-
支払い方法:クレジットカードのみ
項目 | 内容 |
---|---|
受付開始日 | 乗船の2ヶ月前同日 0:00〜 |
予約受付時間 | 出航1時間前まで(決済完了が必要) |
電話予約
-
お客様センターに電話 → 03-5472-9999
項目 | 内容 |
---|---|
受付開始日 | 乗船の2ヶ月前同日〜(往復予約は復路が3日後の便まで申込み可) |
予約受付時間 | 出航時刻まで(営業時間 9:30〜18:00) |
窓口購入(当日可)
竹芝客船ターミナルの窓口でも当日券が買えます。

週末や繁忙期は満席のこともあるので事前予約がおすすめ!
大型客船の客室は6種類
大型客船さるびあ丸の客室は6種類!
「特等室」 「特1等室」 「1等室」 「特2等室」 「2等和室」 「2等椅子席」
(出典:東海汽船公式ホームページから)
「特1等室」や「特2等室」が個室状態になるので、ゆっくり寝られておすすめです!
「カーフェリー」のように自動車やトラックを車両ごと積載する船ではなく、乗客とコンテナなどの貨物を運ぶ「貨客船」です。
快適&速い!ジェット船
◎こんな人におすすめ
- 短時間で到着したい方
- 日帰り旅行を考えている方
スピードを重視するなら「ジェット船」が断然おすすめ!
東京から最短1時間45分で到着でき、朝出発すれば昼前には大島を観光できます。日帰り旅や、時間を有効に使いたい方にピッタリです。
所要時間: 約1時間45分
料金目安: 10,500円(片道・2025年8月の場合)※時期で変動します。
乗船券の取り方は大型客船と同じ!
ジェット船も東海汽船が運航していますので、乗船券は公式サイトや電話で予約できます。
飛行機なら25分で到着♪
◎こんな人におすすめ
- 船酔いが不安な方
- 体力に自信がない方
- とにかく早く行きたい方
調布飛行場から伊豆大島の大島空港(東京大島かめりあ空港)までは、なんと約25分!
「船酔いが心配で…」という方や「短い休みで効率よく行きたい」という方には飛行機がベスト。ただし、便数が少なく天候にも左右されやすいため、計画的に予約する必要があります。
飛行機は「新中央航空」が毎日運航しています。
天気がよければ上空から伊豆諸島の絶景も見られますよ。
所要時間: 約25分
料金目安: 13,800円(大人・片道) ※詳細は公式サイトで確認してください。
搭乗券の取り方
インターネット予約
公式サイトはこちら。
受付区分 | 受付時間 | 補足 |
---|---|---|
当日搭乗分 | 終日 | 出発時刻の3時間前まで |
翌月同日までの期間分(例:8/17→9/17) | 10:00~ | 当日搭乗分を除く |
電話予約
調布:0422-31-4191 / 各島営業所に電話でもOK
受付区分 | 受付時間 | 補足 |
---|---|---|
当日搭乗分 | 7:30~17:00 | |
翌月同日までの期間分(例:8/17→9/17) | 8:30~17:00 | 当日搭乗分を除く |
窓口購入(当日可)
空席があれば、空港でも当日券が買えます。

大島空港(東京大島かめりあ空港)はこじんまりとした空港です。
どのアクセス方法があなた向き? 簡単チェック!
-
のんびり寝ながら移動したい方 ⇒ 大型客船
-
サクッと短時間で行きたい方 ⇒ ジェット船
-
船が苦手・速さ重視の方 ⇒ 飛行機
安さなら大型客船、速さなら飛行機、バランスならジェット船ですね!
交通手段 | 所要時間(片道) | 料金目安(片道) |
---|---|---|
大型客船(2等和室) | 約8時間 | 7,020円 |
大型客船(特2等室) | 約8時間 | 10,540円 |
ジェット船 | 約1時間45分 | 10,500円 |
飛行機 | 約25分 | 13,800円 |

宿泊とセットになったお得なパッケージツアーもあるので、旅行サイトのチェックもお忘れなく♪
注意点 事前にチェック!
アクセス方法を選ぶ前に、いくつか注意点を押さえておきましょう。
予約タイミングと変更対応
連休や夏休みシーズンは早めの予約が必須です!直前だと売り切れのことも多いので、予定が決まったらすぐに予約しましょう。
乗船券・搭乗券の価格は季節によって変動します。時刻表も変わりますので確認しましょう。
天候不良時のキャンセル・変更対応ルールも事前に確認すると安心です。
持ち込み荷物の制限
大型客船、ジェット船、飛行機、いずれも荷物の重さや大きさの制限があります。
大きい荷物やスポーツ用品は、超過料金がかかったり、断られることがあります!
必ず公式サイトや電話で事前に確認しておきましょう!
◎東海汽船の荷物制限についてはこちらから。
◎新中央航空の荷物制限についてはこちらから。
飛行機の手荷物は5 kgまで無料。アウトドアグッズをたくさん持っていくなら、船の方が便利です!
岡田港にジェット船の持込制限についての看板がありました。
天候・海況による欠航や遅延リスク
伊豆大島へは船・飛行機ともに天候や海況によって欠航や遅延することが多々あります。

伊豆大島への旅は、自然のサプライズも含めて楽しむ気持ちが大事!
最新の運航状況をかならずチェックしましょう!
◎東海汽船の運航状況はこちらから。
◎新中央航空の運航状況はこちらから。

突然欠航になっても対応できるように、旅行の日程は余裕を持たせておいたほうが安心です。
ちょこが伊豆大島から東京に戻る朝、岡田港には「本日の出港船」という表示があって、欠航になる船がお知らせされていました。
船の欠航体験談
-
ある旅行者は、元町港から帰るつもりだったのに、当日の朝急きょ岡田港からの出発に!タクシーや路線バスでの移動が必要になり、バタバタしたそうです。
-
東京・竹芝発の大型客船に夜乗る予定だったのに、台風の接近で欠航。ホテルを取っていなかったので、そのまま竹芝桟橋近くのカプセルホテルに泊まって翌日の便に振り替えたそうです。
飛行機の欠航体験談
-
飛行機は風にとても左右されやすいです。空港まで行ったのに、滑走路の横風が強すぎて欠航となり、急きょ竹芝からの船に切り替えた、という人もいます。
-
帰りの飛行機が欠航になって、急きょジェット船に変更。けれど海も少し荒れていて、酔い止めを飲んで乗船した、という体験談も。
船酔いが心配?
船酔いが心配な方は、乗船前に酔い止め薬を服用しておくことがおすすめです。船に乗ってからでは効き目が弱まる場合もあるので、事前に飲んでおくと安心です。
また、前日はしっかり睡眠をとり、体調を整えておきましょう。寝不足は酔いやすさの原因になります。
◎大型客船
デッキに出て潮風を浴びながら深呼吸すると気分がスッと楽になります。海を眺めながらのリフレッシュは船旅ならではの楽しみですね。

大型客船では2段ベッドの上段で寝ましたが、全然揺れませんでした。
海上の状況にもよると思いますが、びっくりするくらい揺れなかったです!
◎ジェット船
デッキがないため外に出ることができません。
船内でなるべく遠くの景色を眺めるようにし、スマホや本など細かい文字に集中しすぎないことが大切です。

ジェット船は浮き上がって航行します。そのため、時速約80 kmのハイスピードで進みますがあまり揺れません!バスに乗っている程度の揺れです。
体験談でわかる!大型客船・ジェット船の旅
往路:大型客船(4月に利用)

4月に伊豆大島を訪れたとき、ちょこは、往路(東京→伊豆大島)は大型客船、復路(伊豆大島→東京)は、ジェット船に乗りました。そのときの体験をくわしく解説しますね。
東海汽船の大型客船は「さるびあ丸」と「橘丸」の2つ。
ちょこが乗ったのは「さるびあ丸」です。
乗船は東京・竹芝客船ターミナル
大型客船は、竹芝客船ターミナルから夜10時に出発します。
ボードウォークからの夜景、レインボーブリッジや高層ビルが綺麗です。
シンボルの中央広場のマストもライトアップされています。
夜9時過ぎにはターミナルに行きましたが、既に凄い人!人!
釣竿やクーラーボックスを持った人、自転車を折りたたんで持ってる人、たくさんの乗客で大混雑でした。
受付で乗船券と引き換えます。
さるびあ丸は、白と青を基調したデザインが爽やかな新しい船です。
乗船してから開放的なデッキへ。
東京タワーとスカイツリーが同時に見られる夜景を見たり、ライトアップされたレインボーブリッジの下をくぐったり、素晴らしい景色でした!
船内の設備・様子
タラップから船内に入るとすぐに階段があります。
船内はとてもきれい。
レストラン
レストランがあります。券売機で食券を事前に買うシステム。
営業時間以外は休憩室として利用できます!
レストランに入るのに長い列でした〜。
シャワー室
船内では無料でシャワーを利用できます。
コインロッカー
冷蔵用のコインロッカーがありました!
普通のコインロッカーもたくさんありましたよ。
毛布の貸出
毛布の貸出自販機もあります。
寒がりの方は追加で利用できますが、空調は快適でしたので、ちょこは必要なかったです。
荷物置き場
大型の荷物を置くことができる専用のお部屋もありました。
客室「特2等室」
ちょこたちが予約したお部屋は、3階の「特2等室」。

50代のちょこはゆっくり個室で寝られないと体調が不安。値段を考えて、「特2等室」を選びました。
「特2等室」にはスーツケースを置けるちょっとした共有スペースがあります。
ちょこたちは、2段ベッドの上と下を使いました。
ベッドには枕と毛布が置いてあって、カーテンで仕切ればプライベート空間になります。
寝転んでも十分広いスペースがありました!
鍵がかかる専用ロッカーもあって、貴重品の保管も安心です。
枕元の上部に、ライトとコンセントもあります。
残念ながら、USBポートはありませんでした。
11時半に船内は消灯しました。みなさん静かに寝ていましたよ。
「1等室」を覗いたら、こんな感じでした。
無料Wi-Fiあります
船内には、無料で使えるWi-Fiが用意されています。

残念ながら、ちょこのスマホ(楽天モバイルとpovo)は電波が繋がらなかったです…。
夜遅い時間の出航なので、実際には使う暇はなかったです。
乗船券は捨てないようにしましょう!!
.
.
乗船時に半券を渡しますが、下船時にも残りの半券が回収されます!
朝5:20に船内のライトがつき、伊豆大島の到着アナウンスが流れます。
朝5:50に、伊豆大島 岡田港に到着!
復路:ジェット船(4月に利用)
復路は、岡田港からジェット船に乗りました。
東海汽船のジェット船は、「大漁」「愛」「友」「結」の4隻。
ちょこが乗ったのは「友」!
カラフルな外観。
254人も乗れます!
10時15分出航予定でしたが、少し遅れて10時35分に出航。
朝の便だからなのか、半分ぐらいしか座席は埋まっていませんでした。
座席前方には、テレビが設置されていて映像が流れていました。
座席の足元に余裕もあって、窮屈な感じではないです。
自動販売機やトイレもあります。
ジェット船に展望デッキはありません。
あっという間に東京湾。東京・竹芝に戻ってきました。
伊豆大島の発着港は当日お知らせ!
伊豆大島には北側の岡田港と南側の元町港、2つの港があります。
どちらに着くかは当日の海の状況次第。出発の港も同じく、当日までわからないんです!

旅の計画を立てるときにはちょっと不便に思うかもしれませんが、当日までのサプライズとして楽しみたいですね!
岡田港
岡田港は島の北側に位置し、伊豆大島の玄関口として使われることが多い港です。
広々とした雰囲気で、到着すると目の前に海と空がどーんと広がり、島に来た実感がわいてきます。周辺には大きな商店や飲食店は少なめですが、その分のんびりとした空気が漂い、自然を感じながら散策するのにぴったり。少し足をのばすと高台からの眺望や海岸沿いの景色が楽しめ、観光のスタート地点としても十分に魅力があります。
元町港
元町港は島の南側にあり、観光の拠点として便利な港です。
港のすぐ近くにホテルや民宿、飲食店、スーパーなどが集まっていて、到着後すぐに島の暮らしに触れられるのが魅力。名物の「元町温泉」へも徒歩圏内で行けるので、船を降りてそのまま温泉に直行する人も多いんですよ。夕方には港から美しいサンセットが見られることもあり、海に沈む夕日を眺めながら過ごす時間は格別。旅の拠点にするならこちらがおすすめです。
さいごに 自分らしい旅の始まりを♪
伊豆大島への旅は、大自然に左右されることも多く、ドキドキやサプライズがつきものです。
でも、それも島旅の魅力ですよね。
大型客船でのんびり、ジェット船でサクッと、飛行機でひとっ飛び…どれを選んでも、きっと素敵な思い出になるはず。
あなたらしいスタイルで旅を始めて、伊豆大島ならではの自然や出会いをめいっぱい楽しんでくださいね♪

最後までお読みくださってありがとうございました!