こんにちは、旅行大好きちょこです♪
せっかくの海外旅行で、
「持って行ったドライヤーが使えなくて、髪がぼさぼさ…」
「ホテルのコンセントが足りなくてスマホやタブレットの充電ができなかった…」
こんなトラブルは困りますよね!
そんな時に必須なのが、マルチ変換プラグ!
この記事では、マルチ変換プラグの選び方について解説します。

おすすめのマルチ変換プラグ3アイテムもご紹介します。
・海外旅行にマルチ変換プラグは必須!
・マルチ変換プラグの選び方
・マルチ変換プラグおすすめ3つ
マルチ変換プラグは海外旅行に必須

日本の電化製品をそのまま海外で使おうとすると、うまく動かなかったり、充電できなかったり、最悪の場合、壊れてしまうことがあります!
その理由は「電圧」と「コンセントの形」が国によって違うから。
そんなトラブルはマルチ変換プラグを正しく選べばかなり防げます。
こちらの記事でご紹介しましたが、ちょこは以前、海外旅行先のホテルでドライヤーを壊したことがあります…。この経験をふまえてくわしくお伝えします!

旅行する国に合わせたマルチ変換プラグを準備して、安全な海外旅行にしましょう!
まず知っておきたいこと:プラグ形状・電圧・変圧器

まず、海外旅行に行くために次のことを知っておきましょう。
- プラグの形は国で違う
- 電圧(V)の違いに注意
- 変圧器は使わず、海外対応(100-240V)家電を選ぶ
コンセント・プラグの形は国で違う
世界中、国や地域によってコンセント・プラグ形状が異なります。
日本は「Aタイプ」が基本ですが、イギリスなら「BFタイプ」、ヨーロッパ大陸なら「Cタイプ」、オーストラリアなら「Oタイプ」などいろいろ。

日本の家電のプラグ(Aタイプ)を旅行先のコンセントに合わせるために、マルチ変換プラグが必要です。
電圧(V)の違いに注意
日本の電気は100Vが一般的です。
でも、海外の国々では110〜240Vと、国によって電圧が違います。たとえばヨーロッパでは220V、アメリカでは120V前後など、国ごとに差があります。
家電のラベルに「100-240V」と書いてあるかチェックしましょう。表示があれば海外でも安心して使えます。

「100V」や「100V専用」と明示されている家電を海外で使うと、壊れる危険があります!
変圧器は使わず、海外対応(100-240V)家電を選ぶ
変圧器は、電圧を変える(例:海外の220Vを100Vにする)道具ですが、旅行で使うにはデメリットが多めなのであまりおすすめしません。
- 重くてかさばる → スーツケースのスペースを取る
- 発熱しやすい → 火災リスクが上がる
- 長時間使用には向かない
- 故障しやすく、メンテナンスも面倒

変圧器を使うのではなく、次の2つの組み合わせをおすすめします。
①海外対応(100-240V)家電を選ぶ&持っていく。
②適切なマルチ変換プラグを使う。
マルチ変換プラグの魅力
マルチ変換プラグって?という方にお伝えしますね。
普通の変換プラグは1つの形状のコンセントにしか対応できませんが、マルチ変換プラグなら世界中のコンセント形状を1つでほぼカバー!

国ごとにプラグを買い替える必要がありません。
さらに最近のマルチ変換プラグは、USB-AやUSB-Cポート付き。

スマホやタブレット、ノートPCなど、複数の機器を同時に充電できます。「コンセントが足りない!」と焦る心配もなし。
しかも、PD(Power Delivery)対応タイプなら高速充電が可能。
ノートPCもサクッと充電できて、旅先で写真整理やブログ更新をしたい時にも助かります。
マルチ変換プラグの選び方

「どのマルチ変換プラグを買えばいいの?」と迷いますよね?
見た目は似ていても、対応している国や電力の違いなど、チェックポイントがたくさんあります。

ちょこが実際に選ぶときに気をつけているポイントをご紹介します。
旅行先と持っていく家電をチェック
マルチ変換プラグを選ぶ前に、まずは以下の3つを確認しておきましょう。
- 旅行先のコンセントの最大許容電力(W)
- 旅行先のコンセントの形状
- 持っていく家電の消費電力(W)
例えば、ドバイに行く場合。
- コンセントは「220〜240V・13A」仕様で、最大約2,860〜3,120W
- プラグの形状はBFタイプ。
- 持っていきたいドライヤーは、KINUJO HW001。この消費電力は 約1,000W

この3つを調べておかないと変換プラグを選べません。
マルチ変換プラグ本体の仕様をチェック
ここからが本番。買う前に以下のポイントを確認しておきましょう。
① コンセントタイプの対応範囲
旅行先の国のコンセントに対応するプラグがあるかを必ずチェック。
例えば、ドバイならBFタイプに対応しているマルチ変換プラグ。
② USBポートの種類と数
USB-AやUSB-Cなど、自分の持ち物に合わせてUSBポートの種類と数を選びましょう。
複数デバイスを同時に充電するなら、ポートが多いタイプが便利です。
③ PD(Power Delivery)対応かどうか
PD対応モデルならスマホやタブレットを高速充電できます。

PD非対応でも普通に充電できますよ。
④ 定格出力W(アダプターの最大出力)
アダプターの許容範囲を超えると発熱や故障のリスクが。
複数の機器を同時に使うなら、大出力対応タイプを選びましょう。
⑤ 重さとサイズ
旅行中は軽さも大事。荷物が多い人ほど、軽量・コンパクト設計のものが◎。
⑥ 安全機能
海外の電圧は日本より高い国が多いので、安全面も忘れずに。
- ヒューズ内蔵:過電流から機器を守る
- 絶縁シャッター付き:感電防止で安心
- 難燃素材:熱に強く安全性アップ
- 安全認証マーク(PSE、CEなど):信頼できる製品の証

安すぎる製品は発熱やショートのリスクがあるので避けましょう。
おすすめのマルチ変換プラグ3選
おすすめのマルチ変換プラグを3つご紹介。
- TESSAN 633UC
- カシムラ WP-109M
- エレコム T-HPAM-15A2CBK
TESSAN 633UC
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応コンセント 形状 |
A, BF, C, Oタイプ (日本、イギリス、ヨーロッパ、 オーストラリアなど150カ国以上) |
| USBポート構成 | USB-C×2、USB-A×2 |
| 急速充電対応 | PD非対応(通常充電のみ) |
| AC出力仕様 (10A) |
120V時:最大1,200W 220V時:最大2,200W 250V時:最大2,500W |
| 入力電圧範囲 | 100V〜250V(自動切替) |
| 安全機能 | 過熱・過電流・過充電・短絡・ 過電圧・過放電保護、10A予備 ヒューズ付き(二重構造) |
| サイズ・ 重量 |
約5.0×5.3×7.1cm 約149g |

USBポートが4つあって便利ですね!
カシムラ WP-109M
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応コンセント 形状 |
A, BF, C, Oタイプ (日本、イギリス、ヨーロッパ、 オーストラリアなどに対応) |
| USBポート構成 | USB-C×1(PD対応)、USB-A×2 |
| 急速充電対応 | USB-CポートはPD対応 |
| AC出力仕様 (6A) |
110V時:最大 660W ※注意 220V時:最大1,320W 250V時:最大1,500W |
| 入力電圧範囲 | 110V〜250V(自動切替) |
| 安全機能 | 過電流防止、過熱防止機能、 PSE/CE認証取得済み |
| サイズ・ 重量 |
約6.7×5.6×5.2cm 約145g |

WP-109Mは定格6Aとやや低め。250Vの場合最大1500Wまでが目安です。
高出力のドライヤーを使うときは、消費電力が上の表のW数以下かどうかを必ずチェックしましょう。
エレコム T-HPAM-15A2CBK
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応コンセント 形状 |
A, BF, O, SEタイプ (日本、イギリス、オーストラリア、 ヨーロッパなどに対応) |
| USBポート構成 | USB-C×1、USB-A×2 |
| 急速充電対応 | PD非対応(表記なし) |
| AC出力仕様 (10A) |
125V時:最大1,250W 220V時:最大2,200W 250V時:最大2,500W |
| 入力電圧範囲 | 100V〜250V(自動切替) |
| 安全機能 | PSE適合、過電流防止、 過熱防止機能など |
| サイズ・ 重量 |
約7.5×6.1×6.3cm 約210g |

エレコム(ELECOM)は国内大手メーカー。信頼できるブランドです。
マルチ変換プラグは「形を変えるだけ」で電圧は変えてくれません!
使う家電は100〜240V対応が前提です。
3つのマルチ変換プラグの比較
3つのマルチ変換プラグのサイズと重さの比較はこちら。
| 製品 | 幅×奥行×高さ (cm) |
重さ |
|---|---|---|
| TESSAN 633UC | 約5.3×5.3×6.9 | 約172g |
| カシムラ WP-109M | 約6.7×5.6×5.2 | 約145g |
| エレコム T-HPAM-15A2CBK |
約7.5×6.1×6.3 | 約210g |

WP-109Mが一番軽い!
| 製品 | USBポートの数 (種類含む) |
最大出力/ ワット数 |
PD対応 |
|---|---|---|---|
| TESSAN 633UC |
4つ (USB-A×2、 USB-C×2) |
合計17W (5V×3.4A) |
非対応 |
| カシムラ WP-109M |
3つ (USB-A×2、 USB-C×1) |
合計15W (5V×3A) |
対応 |
| エレコム T-HPAM- 15A2CBK |
3つ (USB-A×2、 USB-C×1) |
合計15W | 非対応 |

WP-109MはPD対応で高速充電が可能。旅先でサッと充電したい人におすすめ。
具体例:ドバイに行くとしたら

ドバイに次の5つ(すべて100〜240V、海外対応品)を持っていくとします。
| 家電・機器 | 充電/ 使用ポート |
備考 |
|---|---|---|
| iPhone | USB-Aポート | 純正充電器使用 PD対応 |
| Apple Watch | USB-Cポート | 純正充電器使用 |
| モバイル バッテリー |
USB-A/ USB-Cポート |
複数ポートで 充電可能 |
| ヘアアイロン | Aプラグ→ BFプラグ |
SALONIA SL-010SB 約30W |
| ドライヤー | Aプラグ→ BFプラグ |
KINUJO HW001 約1,000W |
この場合は、次を満たすマルチ変換プラグがあるとベスト!
- USB-Cポート:1つか2つ付いている
- USB-Aポート:1つか2つ付いている
- プラグ形状:BFプラグが付いている
- PD対応のUSB-Cポートがある(必須ではないです。)
- AC出力W:1,000W以上(ドライヤーが1,000Wのため)

家電のW数 ≦ マルチ変換プラグの出力Wになるように!
マルチ変換プラグを使うときの注意ポイント

便利なマルチ変換プラグですが、安心して使うためにはちょっとしたコツがあります。

旅先でトラブルにならないように、次の5つを意識しておきましょう。
ドライヤーなどを使うときは、短時間でこまめに切るのが安心です。
ずっとつけっぱなしにすると、熱がこもって故障の原因になることも。
出力オーバーに注意!
特に、ドライヤーを使っているときにUSBでスマホを充電するのは危険です。
安全のため、同時使用はしないようにしましょう。
海外の電圧は日本より高い国も多いので、延長コードやタコ足配線は避けるのが鉄則。
電力が集中すると、発熱やショートのリスクが高まります。
もしアダプターや家電が「ん?熱いかも」と感じたら、すぐにスイッチを切ってお休みタイムを。

発熱はトラブルのサインです。無理をさせないで。
マルチ変換プラグはとても便利なアイテムですが、油断は禁物。
時々手で触れて熱くないか確認したり、接続部分がゆるんでいないかチェックしておくと安心です。
よくある質問(Q&A)


マルチ変換プラグひとつで全世界対応できる?
A. ほとんどは150か国以上OK。まれに南アフリカのB3など対応外のものもあるので、渡航先を確認しておくとベスト。

マルチ変換プラグが熱くなるけど大丈夫?
A. ほんのり温かい程度は正常。ただし、触れないほど熱い・焦げ臭い・異音がする場合はすぐ使用中止。

ドライヤーを使ったら焦げ臭くなった!原因は?
A. 電圧非対応・容量オーバー・マルチ変換プラグ自体の熱問題などの可能性あり。無理に使わず、ホテル備え付けドライヤーを頼るのも選択肢。

ホテルのUSBポートで直接充電してもいい?
A. 安全性は高いけれど出力が低く、充電に時間がかかります。急ぎたいときはマルチ変換プラグを使いましょう。

Q: 日本国内では使えないの?
A. 多くの海外旅行用マルチ変換プラグは日本国内では基本的に使えません。
日本は電圧100Vですが、海外用変換プラグは250Vまで設計されているものが多く、日本の安全基準(PSEマークなど)を満たしていないことがあります!

変換プラグと変圧器の違いは?
A. 変換プラグは形を変えるだけ。変圧器は電圧を変える道具。旅行では軽さ・安全性から変圧器はあまり推奨しません。
マルチ変換プラグだけで十分です!
まとめ:海外旅行で失敗しないために

海外旅行では、国ごとにコンセントの形や電圧が違うため、マルチ変換プラグは旅の必需品。
マルチ変換プラグをひとつ持っていけば、海外でもいつも通りの快適な身支度ができます!

「コンセントが合わない」「充電できない」なんてトラブルともおさらば。
旅行にあったマルチ変換プラグを選んで、電源トラブルに悩まされることなく海外旅行を思いっきり楽しんでくださいね!

最後までお読みくださってありがとうございました!



世界中どこでも、あなたのデバイスをしっかり支えてくれます。