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【初めての宿坊】高野山 天徳院に1泊!精進料理と朝のおつとめ

高野山の宿坊・天徳院の庭園で、湯のみを手にくつろぐ50代女性。大浴場や精進料理を楽しむ初めての宿坊体験

こんにちは。
旅行大好き、ちょこです♪

お寺に泊まるって、すごく気を使うのかしら…。

お部屋やお食事はどうなのかしら。

ちょこ
ちょこ

宿坊ってお寺に泊まるから、修行があるの?!
と、いろいろ気になりますよね。

ちょこは、高野山の宿坊「天徳院」に1泊してきました。

お寺に泊まると聞いて身構えていたのに、大浴場があったり、まさかの門限がなかったり。
ホテルでは味わえない宿坊の魅力をちょこの実体験の写真といっしょにお届けします。

この記事を読むとわかること!

✔ 初めてでも困らない宿坊の過ごし方

✔ 夜も出かけられる宿坊

✔ 胃が休まる精進料理の量と中身

✔ 朝のおつとめ

\宿坊の空室を先にチェック/

宿坊 天徳院に泊まってよかった3つの理由

白い塀に囲まれた高野山の宿坊・天徳院の表門

高野山の宿坊「天徳院」に泊まってよかったと感じたのは、場所とお風呂と門限の3つ。

泊まる前は、宿坊は不便さを味わう場所、というイメージがありました。
でも天徳院は、その不便さがぐっと少ない宿坊でした。

ちょこだけの感想ではありません。
楽天トラベルに寄せられた天徳院の口コミ103件の総合評価は、5点満点で4.24点。
なかでもロケーションが4.53点と高く、泊まった人の多くが場所の良さをあげています。

口コミの項目点数
(2026年11月時点)
ちょこの実感
ロケーション4.53金剛峯寺まで歩いて行ける
夕食4.519品そろって品数が多い
清潔さ4.44掃除が行き届いている
設備4.01テレビと冷蔵庫はない

設備の4.01がいちばん低く、ここは宿坊らしさが出ています。

泊まった人の声

  • 金剛峯寺まで歩いて行ける立地のよさ
  • 重要文化財の庭を部屋から眺められる
  • 精進料理は品数が多くて満足できた
  • 朝のお勤めが忘れられない体験になった
  • 住職やスタッフの対応がていねい

楽天トラベルの口コミより(2026年9月時点)

観光の中心にあって歩いて回れる

天徳院は金剛峯寺のすぐ近くにあります。
荷物を置いてから、壇上伽藍や金剛峯寺まで歩いて出かけられました。

宿坊天徳院から歩いて行ける高野山・金剛峯寺の入口

高野山は町全体がひとつのお寺のような造りです。
宿が端のほうだと、行き帰りのバスの時間が気になります。
中心にあるだけで、夕方の自由時間の使い方がぐっと広がりました。

高野山と熊野古道をめぐった2泊3日のツアー全体は、こちらの旅行記にまとめています。

大浴場でゆっくり足をのばせる

天徳院には大浴場があります。
宿坊はお風呂が小さい、または部屋にない、と聞いていたのでほっとしました。
坂道と石段を歩いた日の夜は、足をのばせるお風呂がありがたいです。

大浴場は16時から22時まで使えます(2026年11月時点)。
朝は入れないので、夜のうちに入っておくと安心です。

夜のライトアップから戻っても、22時までならお風呂に間に合いました。

門限がなく夜も出かけられる

天徳院には門限がありません。
24時間出入りできます(2026年9月時点)。
高野山の宿坊は21時前後の門限が多いので、めずらしいです。

ちょこ
ちょこ

「天徳院」は門限がないため、奥の院ナイトツアーなど夜間も観光できますよ。

ちょこは夜の壇上伽藍のライトアップを見に行きました。
宿に戻ったのは20時すぎ。
提灯に灯りの入った門をくぐるのも風情があって素敵でした。

夜の高野山で行けるところ
  • 壇上伽藍の夜のライトアップ
  • 奥之院ナイトツアー
  • 灯りのともる門前の通り

→ 門限なしの天徳院の空室を見る

宿坊 天徳院はこんなお寺です

縁側に沿って芝生と木々が広がる宿坊天徳院の庭園

宿坊というのは、お寺に併設された宿泊施設のこと。

僧侶の方が迎えてくださるので、ちょっと特別な気分になれます。
ホテルとはひと味ちがう静けさと厳かな雰囲気に包まれて、まさに非日常の世界。

「お寺の町」高野山には100以上ものお寺があり、そのうち約50のお寺が宿坊なんですよ。

ちょこ
ちょこ

宿坊は、高野山の伝統と歴史を今に伝える重要な文化施設でもあります。

加賀藩ゆかりのお寺として建てられた

天徳院を建てたのは加賀藩主の前田利常です。
亡くなった正室の珠姫をとむらうために建てられました。

門にさがる提灯には、前田家の梅鉢の紋が入っています。
宿坊は泊まる場所であると同時に、その家の歴史が残る場所でもあります。

ちょこの旅メモ

珠姫は徳川秀忠の次女で、わずか三歳で前田家に嫁ぎました。
金沢で二十四歳の生涯を閉じ、「天徳院」という寺の名は珠姫の法号からとられています。
同じ名前のお寺が、高野山と金沢の二か所に建てられました。

高野山で唯一の重要文化財の庭園

天徳院の庭園は、高野山で唯一の重要文化財の庭園です。

縁側に座ると、目の前いっぱいに苔の緑が広がります。
山裾を利用した造り。
古木や四季の草木、三尊式枯滝、灯籠が置かれています。

春は桜と菖蒲、石楠花。
夏の新緑、秋の紅葉を経て、冬には凍った池の上に雪が積もります。
季節を変えてもう一度訪れたくなる庭でした。

\精進料理と朝のおつとめを体験/

宿坊の精進料理は体に優しい

長机と椅子が並ぶ宿坊天徳院の食事の部屋「澄心閣」

宿坊の食事はもちろん精進料理。
肉や魚、卵を使わず、旬の野菜や豆腐、山菜を中心にした献立です。

お肉やお魚を使わないから、ベジタリアンが多い欧米からの外国人旅行者に人気!

ちょこ
ちょこ

体にやさしいしすごくヘルシーだから、ダイエット中のちょこにもぴったりでした(笑)

天徳院の夕食は18時ごろから、お膳に9品が並びました。
お食事は「澄心閣」という額のかかった広間でいただきます。

小鉢に分けて出されるので、見た目にも華やかです。

天ぷらや小鉢が並ぶ高野山の宿坊の精進料理の夕食

かぼちゃ・まいたけ・にんじん・いんげんの天ぷらは、揚げたてでさくっとしています。

高野豆腐と里芋の煮物は、だしがきいてやさしい味でした。
高野山の名物、胡麻豆腐ももちろん登場。
もっちりとして、きゅうりの塩けとよく合います。

ほかにオクラの和え物、きゅうりとわかめの酢の物、青菜のおひたしが付きました。
白いごはんと果物も添えられています。

青じそとごまをのせたそうめんもさっぱりとおいしくいただきました。

青じそとごまをのせた天徳院の夕食のそうめん

朝食は7時ごろからでした。
白いごはん、お麩の入った味噌汁、がんもどきの煮物が並びます。
青菜とにんじんの和え物、味付け海苔、ひじきの佃煮と梅干しも付きました。

高野山の宿坊の精進料理の朝食

朝のおつとめのあとに食べるので、おなかがちょうどよくすいています。
梅干しの酸っぱさが、寝起きの体にしみわたります。

精進料理

精進料理はお肉・お魚・卵を使いません。
それでも、ちょこはもの足りなさは感じませんでした。
小鉢がたくさん並ぶので、目でも楽しめるからだと思います。

ベジタリアンの人にも向いた献立です。
体にやさしいので、旅の途中で胃を休めたいときにもぴったりでした。

よく食べる男性には量が少なく感じるかもしれません。

朝のおつとめで心が静かに

朝のおつとめが行われる高野山・天徳院の本堂

翌朝は早起きをして、僧侶の方と一緒に朝のおつとめ体験に参加。

天徳院の朝のおつとめは、6時30分から30分ほどでした(2026年9月時点)。

ちょこ
ちょこ

参加は自由なので、無理をしなくても大丈夫。


本堂の畳の上に、宿泊者が並んで座ります。

椅子も用意されているので、正座がつらい人でも参加できます。

僧侶の方の読経が始まると、低い声が堂内にひびきます。

お経を唱えられなくても大丈夫です。

読経の声に包まれながら手を合わせていると、頭の中の細かい心配ごとが静かになっていきます。

朝のおつとめの最中は写真撮影が禁止です。

本堂の様子を撮りたい人は、おつとめが終わってからにしましょう。

ちょこ
ちょこ

写経体験や坐禅、瞑想も体験してみたいですね。

お部屋の様子と泊まる前の注意点

宿坊はホテルとは違います。
宿坊は本来、参拝者や僧侶が宿泊する施設。
知らずに行くと困りますので、違いを知っておきましょう。

客室は和室でトイレは別です

客室は畳の和室でした。
ちょこが通されたときには、もうお布団が敷いてありました。
座卓とエアコン、冬用のファンヒーターも置いてあります。

布団が敷かれた高野山の宿坊・天徳院の和室の客室

トイレ・洗面所・お風呂は、お部屋にはありません。

トイレと洗面所は廊下にある共同のものを使います。

洗面台と鏡が並ぶ高野山の宿坊・天徳院の共同洗面所
ちょこ
ちょこ

泊まった「天徳院」は大浴場付きでした!

テレビと冷蔵庫はないと思っておく

お部屋にテレビと冷蔵庫はないと考えておきましょう。

飲みものを冷やしておくことはできません。
飲みものは、常温で置いておける分だけ事前に用意しておきましょう。

売店はありませんが、大浴場の入り口にビールやソフトドリンクの自動販売機があります(2026年11月時点)。

テレビのない夜が宿坊のいいところでもあります。
デジタルデトックスになりますね。

スキンケア用品は持っていく

天徳院では、お部屋に浴用タオル・歯ブラシ・浴衣が用意されています。
バスタオル・ドライヤー・シャンプー・ボディソープは、大浴場に備え付けです(2026年11月時点)。
化粧水などのスキンケア用品は案内にないので、ふだん使っているものを持っていきましょう。

ちょこが泊まったときも、大浴場の入り口にタオルとドライヤーが並んでいました。

高野山の宿坊・天徳院の大浴場の入り口

エレベーターがなく、階段だけだったり、迷路のようにお部屋まで遠いこともあります。

くわしくは天徳院の公式サイトでご確認くださいね。

真夏でもはおりものを持っていく

高野山は標高およそ800mの山の上にあります。
8月の平均最高気温は27.8℃で、ふもとの和歌山市より5℃ほど低くなります(平年値)。

夜はさらに涼しくなります。

真夏でもはおれるものを持っていきましょう。

\旅先の朝晩の冷えに/

静けさを守るマナーがある

宿坊は、参拝者や僧侶が過ごす場所でもあります。
静寂を大切にする空間なので、声の大きさやマナーには配慮が必要。
廊下の話し声は、木造の建物だと思ったより遠くまで届きます。

ホテルでは手に入らない「静かな一晩」こそ、宿坊に泊まる価値です。

気になるという声

  • 旅館のような設備は期待しないほうがいい
  • 部屋の鍵がかけにくいことがあった
  • 夜は庭のカエルの声が響く

楽天トラベルの口コミより(2026年9月時点)

どれも、宿坊だと知っていれば受け止められることばかりです。
設備が古いのは、庭が重要文化財で建て替えに制限があるから。

カエルの声が気になる人は、耳栓を持っていきましょう。

宿坊やホテルで眠りやすくなる耳栓は、こちらで比べています。

普段の生活では味わえない「静けさ」と「心のリセット」を体験できるのが宿坊の良さです。
あえて不便さを求めて宿泊してみてはいかがですか?

【高野山にある宿坊寺院】
多くの寺院で精進料理や朝のおつとめ、写経、座禅などの仏教体験が可能です。
.
西門院・宝善院・安養院・一乗院・恵光院・熊谷寺・光台院・光明院・金剛三昧院・三宝院・地蔵院・持明院・常喜院・清浄心院・成就院・正智院・上池院・成福院・親王院・赤松院・増福院・大円院・天徳院・南院・西室院・普賢院・不動院・普門院・遍照光院・報恩院・宝亀院・宝城院・本覚院・本王院・密厳院・明王院・桜池院・蓮華定院 など

【比べて選ぶ】高野山の人気宿坊3軒

青もみじの下にコケむした岩が並ぶ宿坊天徳院のお庭

高野山には100以上のお寺があり、そのうち約50が宿坊です。

高野山は宿坊ごとに門限も設備も違うので、やりたいことから選ぶと失敗しません。

天徳院が満室のときや、ほかの体験をしてみたいときのために3軒を選びました。

宿坊向いている人特徴
天徳院夜も出歩きたい人門限なし・大浴場あり・
重要文化財の庭園
恵光院
(えこういん)
宿坊が初めての人奥之院ナイトツアーの出発地。
阿字観という瞑想の体験ができる
金剛三昧院
(こんごうさんまいいん)
歴史を味わいたい人北条政子が建てたと伝わる。
国宝の多宝塔があり世界遺産の一部
一乗院
(いちじょういん)
設備と食事を重視する人旅館に近い過ごし方ができる。
精進料理の評価も高い

表の内容は2026年9月時点のものです。
体験の内容や料金は変わることがあるので、予約の前に各お寺の公式サイトでご確認くださいね。

\空室と料金を比べる/

高野山天徳院のよくある質問Q&A

和室の机に開いたノートとお茶が置かれたみんなの気になる疑問のイメージ画像
Q
高野山の宿坊は初めてでも泊まれますか?
A

初めてでも泊まれます。
信者でなくても、旅行者として予約できます。
お経を唱えられなくても大丈夫で、手を合わせるだけで問題ありません。
到着したら僧侶の方が案内してくださるので、そのとおりに動けば困ることはありませんよ。

Q
宿坊 天徳院に門限はありますか?
A

門限はありません。
24時間出入りできます(2026年9月時点)。
高野山の宿坊は21時前後の門限が多いなかで、めずらしいタイプです。
奥之院ナイトツアーや壇上伽藍のライトアップに行きたい人に向いています。

Q
宿坊の精進料理は量が足りますか?
A

女性なら足ります。
男性には少なく感じるかもしれません。
心配な人は、門前町でおいしいものを買っておくといいですね。

Q
朝のおつとめは参加しなくてもいいですか?
A

参加は自由です。
天徳院の朝のおつとめは6時30分から30分ほどです(2026年9月時点)。
予約の必要もないので、当日の朝の気分で決めて大丈夫です。

Q
宿坊にアメニティはありますか?
A

宿坊によって違うので、持参すると安心です。
バスタオル・歯ブラシ・シャンプー・化粧水などは、用意がないこともあります。
予約の前に、宿泊サイトの設備欄を見ておきましょう。

Q
宿坊 天徳院の宿泊料金はいくらですか?
A

季節とお部屋によって変わります。
ちょこはツアーで泊まったので、宿泊だけの料金はわかりませんでした。
お部屋のタイプや時期で差が出るので、予約サイトで日付を入れて確かめるのがいいですよ。

静けさを持ち帰りたいなら天徳院へ

梅鉢紋のちょうちんが灯る夜の高野山・天徳院の門

天徳院に泊まると、日常では手に入らない静かな一晩が持ち帰れます。
テレビのない静かな夜と、6時半の読経。

しかも天徳院は、大浴場で足をのばせて、門限がないから夜のライトアップにも行けます。

宿坊は不便そう、とためらっていた人にこそ向いていますよ。

天徳院に泊まるとこう良い
  • 門限なしで夜の高野山を歩ける
  • 大浴場で歩き疲れを流せる
  • 9品の精進料理で胃が休まる
  • 重要文化財の庭を縁側から独り占め
  • 朝のおつとめで一日が静かに始まる

関西の旅をもう1泊のばすなら、有馬温泉の記事もどうぞ。

\静かな一晩を予約/

ちょこ
ちょこ

最後までお読みくださってありがとうございました!

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